観念的(読み)カンネンテキ

デジタル大辞泉 「観念的」の意味・読み・例文・類語

かんねん‐てき〔クワンネン‐〕【観念的】

[形動]具体的事実に基づかずに頭の中で組み立てられただけで、現実に即していないさま。「観念的でわかりにくい映画」
[類語]観念論空想的非現実的非論理的空理空論机上の空論主観的利己的恣意的独断的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 空論 机上

精選版 日本国語大辞典 「観念的」の意味・読み・例文・類語

かんねん‐てきクヮンネン‥【観念的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 観念に関するさま。
  3. 現実を無視して、抽象的、空想的に頭の中で考えるさま。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む