空論(読み)クウロン

デジタル大辞泉 「空論」の意味・読み・例文・類語

くう‐ろん【空論】

現実とかけ離れた、役に立たない議論理屈。「机上空論」「空理空論
[類語]理屈理屈理屈詭弁きべんこじつけ空理講釈御託ごたく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空論」の意味・読み・例文・類語

くう‐ろん【空論】

  1. 〘 名詞 〙 現実から離れた、役に立たない議論、ないし理論。空理。
    1. [初出の実例]「様々空論異説を云て、とでも無なるは物の字を知ざる故なり」(出典:箚録(1706))
    2. 「紙上の空論(クウロン)を以て格物窮理と思ふより」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)放屁論後編)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空論」の読み・字形・画数・意味

【空論】くうろん

空談

字通「空」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android