観経変相(読み)かんぎょうへんそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「観経変相」の意味・わかりやすい解説

観経変相
かんぎょうへんそう

観無量寿経』 (略して観経) の所説に拠って描かれた阿弥陀浄土変相で観経曼荼羅ともいう。極楽浄土景観を描いた浄土変相図の左右や下縁に,観経の序文説話や十六観相の各場面を描き並べたもの。なかでも中国,唐の善導の『観無量寿経疏』に基づいて構成されたものは,下縁に九品 (くぼん) 往生 (来迎) 観の各場面を配するところに特色がある。日本に伝わった代表的なものは『当麻 (たいま) 曼荼羅』で,転写されて広く流布した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 曼荼羅 当麻

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む