日本歴史地名大系 「観音堂町」の解説 観音堂町かんのんどうちよう 京都市:中京区明倫学区観音堂町中京区錦小路通室町西入下ル町の東寄りを南北に室町(むろまち)通(旧室町小路)の西裏通が通る。南側は下京区と接する。平安京の条坊では、左京四条三坊二保五町の中央の地。鎌倉時代、ここに観音堂があり、竜福寺と号した。初め浄土宗であったが、文永(一二六四―七五)の頃禅宗となったという(坊目誌)。法燈国師年譜によると、国師入京後、ここに寓していると、神泉苑の善竜女が現れて戒法を受けた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by