日本歴史地名大系 「角子久保VI遺跡」の解説 角子久保VI遺跡さいかちくぼVIいせき 岩手県:九戸郡軽米町観音林村角子久保VI遺跡[現在地名]軽米町晴山瀬月内(せつきない)川の支流によって形成された観音林(かんのんばやし)丘陵の低いなだらかな尾根とその斜面上にある。標高二五〇メートル。昭和六二年(一九八七)の調査によって検出された遺構は、縄文時代土壙一五基、落し穴状遣構一七基、平安時代の竪穴住居跡五棟、掘立柱建物跡三棟、円形周溝一基、用水路一条、畑地跡約六〇〇平方メートル。平安時代竪穴住居跡の平面形は方形で、規模は一辺二・八―五メートル。柱穴を有するものは一棟のみである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by