角崎村
かどさきむら
[現在地名]浄法寺町大清水
安比川流域に位置し、西と北は大清水村。正保国絵図に村名があり、高一三一石余。この角崎村は現在大清水のうちに通称として残る門崎に継承されていると思われ、この高は大清水村の高を含むのであろう。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付には村名がみえない。元禄十郡郷帳による〆高は田方二〇二石余・畑方七〇石余で、当村に大清水村、浅沢村(現安代町)が入るとある。
角崎村
すみざきむら
[現在地名]新利根村角崎
北は中山村、東は狸穴村。慶長一一年(一六〇六)三月三日の常州伊達氏領地知行目録(伊達家文書)に「百弐拾四石八斗六升 角崎」とある。元禄郷帳の村高は二〇二石余に増加するが、この間に新田開発が行われたものと思われ、酉新田(角崎新田)の地名が残る。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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