角通(読み)カクツウ

デジタル大辞泉 「角通」の意味・読み・例文・類語

かく‐つう【角通】

《「すもう」を「角力」とも書くところから》相撲や相撲界の情報に詳しい人。相撲通。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角通」の意味・読み・例文・類語

かく‐どおし‥どほし【角通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かくどおしこもん(角通小紋)」の略 ) 細かい正方形が一面に連なった小紋模様。
    1. [初出の実例]「痩削(やせぎす)のすらりとした姿に、角通(カクトホ)しか何かのぱっとした小紋の羽織を引被(ひっか)けたのが」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

かく‐つう【角通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すもう」を「角力」と書くところから ) 相撲に関する知識、情報に詳しいこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「角通だと自他共に許してゐた」(出典:こしかたの記(1961)〈鏑木清方〉『読売』在勤)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android