解放つ(読み)トキハナツ

デジタル大辞泉 「解放つ」の意味・読み・例文・類語

とき‐はな・つ【解(き)放つ】

[動タ五(四)]解き放す2」に同じ。「傷の治った鳥を大空に―・つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「解放つ」の意味・読み・例文・類語

とき‐はな・つ【解放】

  1. 〘 他動詞 タ行五(四) 〙
  2. ときはなす(解放)
    1. [初出の実例]「舳解放(ときはなち)・艫解放(ときはなち)て」(出典延喜式(927)祝詞)
    2. 「渠(かれ)は手早く一頭の馬を解放(トキハナ)ちて」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉五)
  3. ときはなす(解放)
    1. [初出の実例]「自分が何物からも解き放たれる日の近づいている」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉四)

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