デジタル大辞泉 「解脱幢相」の意味・読み・例文・類語 げだつ‐どうそう〔‐ドウサウ〕【解脱×幢相】 《解脱を求める人のはたじるしであるところから》袈裟けさのこと。「解脱幢相の法衣」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「解脱幢相」の意味・読み・例文・類語 げだつ‐どうそう‥ダウサウ【解脱幢相】 〘 名詞 〙 ( 「解脱幢相の衣(法衣)」などの形で ) 袈裟(けさ)の異称。袈裟は解脱を求める人が着るもので、着用すれば一切の邪想、束縛から解放されるところから解脱といい、また、その形状が仏塔などの幢(はたぼこ)に似ているところから幢相といったもの。解脱の衣。解脱の袂。[初出の実例]「十輪経偈云、被二恒河沙仏、解脱幢相衣一」(出典:往生要集(984‐985)大文一〇)[その他の文献]〔地蔵十輪経‐四〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例