触犯(読み)しょくはん

精選版 日本国語大辞典 「触犯」の意味・読み・例文・類語

しょく‐はん【触犯】

〘名〙 してはいけないとされていることをすること。さしさわりがあることをすること。
聖徳太子伝暦(917頃か)下「俗之痴人、若有触犯、則彼必被禍」
※国会論(1888)〈中江兆民〉「若し忌諱に触犯することを畏るるときは」 〔論衡‐難歳〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「触犯」の読み・字形・画数・意味

【触犯】しよくはん

禁を犯す。〔晋書、王渾伝〕臣、國の休戚を同じうす。義は言を盡すに在り。~敢て愚見を陳(の)べ、天威を觸犯す~と。~(い)れず。

字通「触」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android