触犯(読み)しょくはん

精選版 日本国語大辞典 「触犯」の意味・読み・例文・類語

しょく‐はん【触犯】

  1. 〘 名詞 〙 してはいけないとされていることをすること。さしさわりがあることをすること。
    1. [初出の実例]「俗之痴人、若有触犯、則彼必被禍」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. 「若し忌諱に触犯することを畏るるときは」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)
    3. [その他の文献]〔論衡‐難歳〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「触犯」の読み・字形・画数・意味

【触犯】しよくはん

禁を犯す。〔晋書、王渾伝〕臣、國の休戚を同じうす。義は言を盡すに在り。~敢て愚見を陳(の)べ、天威を觸犯す~と。~(い)れず。

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