言付(読み)いいつけ

精選版 日本国語大辞典 「言付」の意味・読み・例文・類語

いい‐つけいひ‥【言付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目下の者などに対する命令指示
    1. [初出の実例]「床の下には色々の鬼ども、〈略〉云付(いヒつケ)をぞ待居たり」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)七)
  3. 昔から言われてきている習慣。言い習わし。
    1. [初出の実例]「出家せられつれば禅閤と云と云説あり。是は日本の云つけであらうぞ」(出典:史記抄(1477)三)
  4. 告げ口密告
    1. [初出の実例]「オイ、稲垣君、〈略〉今、細君が愁訴(イヒツケ)に来たぜ」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む