言出屁(読み)いいだしべ

精選版 日本国語大辞典 「言出屁」の意味・読み・例文・類語

いいだし‐べいひだし‥【言出屁】

  1. 〘 名詞 〙 ( くさいと言い出した者が放屁(ほうひ)犯人であるということから ) 何事でも、その身の無実潔白などを最初に言い出した者が犯人であるということ。転じて、言い出した者が最初にそれをすること。いいだしっぺ。いいだしべえ。
    1. [初出の実例]「いい出し屁(ベ)問屋だよ。アアくさいぞモウ」(出典洒落本・船頭深話(1802)二)

いいだしっ‐ぺいひだしっ‥【言出屁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いいだしっぺえ」とも ) 「いいだしべ(言出屁)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「予め提議者(言い出しっぺえ)としていささかの私見を述べ」(出典:迷走(1976)〈秦恒平〉凍結)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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