言笑(読み)ゲンショウ

デジタル大辞泉 「言笑」の意味・読み・例文・類語

げん‐しょう〔‐セウ〕【言笑】

うちとけて笑いながら話をすること。談笑
「其の容貌は恰も眠れるが如く―殊に少し」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「言笑」の意味・読み・例文・類語

いい‐わら・う いひわらふ【言笑】

〘自ハ四〙 言って笑う。笑いながら言う。
蜻蛉(974頃)中「いづら、はや寝たまへるといひわらひて」
※枕(10C終)一二四「人の上をいひわらひそしりにくみもするを」

げん‐しょう ‥セウ【言笑】

〘名〙 ものを言ったり笑ったりすること。また、笑いながら打ち解けて話すこと。談笑。
懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈下毛野虫麻呂〉「琴書左右、言笑縦横」 〔詩経‐衛風・氓〕

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普及版 字通 「言笑」の読み・字形・画数・意味

【言笑】げんしよう(せう)

楽しく語り笑う。〔三国志、蜀、関羽伝〕時に(まさ)に將にひ、飮相ひ對す。臂の血離し、盤に盈(み)つ。而して炙(しや)(あぶり肉)をき酒を引き、言笑すること自たり。

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