国訛り(読み)クニナマリ

デジタル大辞泉 「国訛り」の意味・読み・例文・類語

くに‐なまり【国×訛り】

その地方特有の語法アクセント発音など。また、生まれ故郷の言葉国言葉
[類語]訛音

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国訛り」の意味・読み・例文・類語

くに‐なまり【国訛】

  1. 〘 名詞 〙 その地方特有の発音、アクセント、語法。生まれ故郷のことば。また、それで話されることば。田舎なまり。土地なまり。
    1. [初出の実例]「中に頭(かしら)毛剃(けぞり)九右衛門、生れは長崎、国なまり」(出典浄瑠璃博多小女郎波枕(1718)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「国訛り」の解説

国訛
(通称)
くになまり

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
国訛嫩笈摺
初演
文化5.秋(大坂・嵐重次郎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android