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中村惕斎 ナカムラテキサイ

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デジタル大辞泉の解説

なかむら‐てきさい【中村惕斎】

[1629~1702]江戸前期の儒学者。京都の人。名は之欽。朱子学を奉じ、伊藤仁斎と並び称された。著「四書示蒙句解」「訓蒙図彙」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中村惕斎 なかむら-てきさい

1629-1702 江戸時代前期の儒者。
寛永6年2月9日生まれ。独学で朱子学をおさめ,天文地理,度量衡から音律にまで精通する。伊藤仁斎(じんさい)とならび称されたが,生涯仕官しなかった。元禄(げんろく)15年7月26日死去。74歳。京都出身。名は之欽(しきん)。字(あざな)は敬甫。通称は七左衛門,仲二郎。著作に「四書示蒙句解(じもうくげ)」,編著に「訓蒙図彙(きんもうずい)」など。

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大辞林 第三版の解説

なかむらてきさい【中村惕斎】

1629~1702) 江戸前期の儒学者・本草学者。名は之欽、字あざなは敬甫、通称仲二郎。独学で朱子学をきわめ、百科全書的な動植物図鑑「訓蒙図彙」を著した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中村
なかむらてきさい
(1629―1702)

京師(京都)の人。江戸前期の程朱(ていしゅ)学派の儒者。名は之欽(しきん)、字(あざな)は敬甫(けいほ)、通称は七左衛門、のち仲二郎と称した。斎はその号。その出自はつまびらかにすることができないが、その学問人格が古義堂の伊藤仁斎(いとうじんさい)と並び称せられたように、商家の人と推定される。商人の間で成長しながら寡欲で財利や功名に無関心で、物価や世俗にも疎く、俗世間との交渉を絶ってもっぱら自学自習に努めた。その学問は程朱学であるが、師承もなく篤実(とくじつ)な道徳を身上とした。『四書示蒙句解(ししょじもうくげ)』27巻はその主著である。博学をもって知られ、天文地理、尺度量衡、音律(いんりつ)、礼等の著作をはじめ、その著書は80部にも及ぶ。京都の朱子学派と同様に、朱熹(しゅき)(朱子)の性理学に忠実であるとともに考証的な研究にも長じた。のち徳島藩の儒官を務めた。篤実な学問と人格において仁斎に匹敵するが、著書とその博学において仁斎を超える。[今中寛司]

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世界大百科事典内の中村惕斎の言及

【絵本】より

…やがて印刷が始まり,衆に先がけて京都の角倉了以が本阿弥光悦とともに,いわゆる嵯峨本を刊行し(1608),その挿絵は以後の印刷本の見本になった。ヨーロッパでコメニウスが教育的図鑑《世界図絵》(1658)を出版したのにややおくれて,京都の儒者中村惕斎(てきさい)は同様の考えから《人倫訓蒙図彙(きんもうずい)》(1666)を著し,多くの追随者を生んだ。そのころから江戸では出版が盛んになり,やがて赤表紙をつけた子ども相手の5~6枚の中本や小本が現れた。…

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