精選版 日本国語大辞典 「託言がましい」の意味・読み・例文・類語
かごと‐がまし・い【託言がましい】
① 何かにことよせて恨みごとを言っているようだ。嘆き悲しんでいるようだ。恨みがましい。
② 他のことにかこつけている様子である。他のことに関係づける様子である。もっともらしい理由としている。
※俳諧・蕪村句集(1784)夏「しれるおうなのもとより、ふるききぬのわたぬきたるに、ふみ添てをくりければ 橘のかごとがましきあはせかな」
かごとがまし‐げ
〘形動〙
かごとがまし‐さ
〘名〙
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