記憶範囲(読み)きおくはんい(英語表記)memory span

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「記憶範囲」の意味・わかりやすい解説

記憶範囲
きおくはんい
memory span

心理学用語。一度見たり聞いたりしただけで覚えられる項目の数のこと。いくつかの文字数字単語をでたらめな順序に並べて1回だけ見せたり聞かせたりした直後に,何個までなら正確に思い出せるか,という方法で調べられる。成人では普通7±2項目であり,注意の及ぶ範囲とも考えられる。世界的にみても電話番号など7~8桁が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android