訛む(読み)ダム

デジタル大辞泉 「訛む」の意味・読み・例文・類語

だ・む【×訛む】

[動マ五(四)]《古くは「たむ」とも》言葉がなまる。声がにごる。
「聞馴れぬ―・みたる声が聞えた」〈魯庵社会百面相
「言葉―・みて」〈橋姫
[補説]「た(回)む」からの派生で、文や言葉が折れまがるの意とし、活用も上二段とする説がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例