設備投資関数(読み)せつびとうしかんすう(その他表記)capital investment function

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「設備投資関数」の意味・わかりやすい解説

設備投資関数
せつびとうしかんすう
capital investment function

設備投資需要と,それを決定する要因との間の関係を示すもの。伝統的には加速度原理,利潤原理,資本ストック調整原理が提示され,その目指すところは D.W.ジョルゲンソンによると,(1) 最適資本ストック水準の決定要因,(2) 現存の資本ストック水準を最適資本ストック水準に調整する過程に関するラグの設定要因の定式化にある。これらに対し T.ホーベルモが「投資そのものの規模を決定するものではない」として基本的な批判を提起したことから,ジヨルゲンソンの新古典派投資理論,J.トービンの q理論などが展開されてきた。しかし,いずれも特定の仮定の下での一局面を特定化したものであるという制約は免れない。

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