訳良し(読み)ワケヨシ

デジタル大辞泉 「訳良し」の意味・読み・例文・類語

わけ‐よし【訳良し】

訳知わけし」に同じ。
女子をなご亭主の―が…人に情を掛け鯛の」〈浄・氷の朔日

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精選版 日本国語大辞典 「訳良し」の意味・読み・例文・類語

わけ‐よし【訳良・分良】

  1. 〘 名詞 〙 わけのよくわかっていること。人情機微によく通じていること。また、その人。粋人通人。わけしり。
    1. [初出の実例]「思ふ君をばはや三俣の、上の茶屋よりわけよしが招く気の毒に」(出典:歌謡・松の葉(1703)二・不二まふで)

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