デジタル大辞泉 「試薬瓶」の意味・読み・例文・類語 しやく‐びん【試薬瓶】 試薬の保存に用いられる瓶。化学的に安定したガラス製のものが多い。固体試料を取り出しやすい広口と、液体試料を注ぎやすい細口の瓶がある。栓と瓶が共通の材質のものは共栓瓶ともいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「試薬瓶」の意味・わかりやすい解説 試薬瓶しやくびんreagent bottle 化学薬品の保存、運搬に使われる容器。透明ガラス、着色ガラス、合成樹脂などが主要な材質で、液体薬品には細口瓶、固体薬品には広口瓶を使うのが普通である。不純物の混入や内容物の漏れを防ぐため、差込みあるいはねじ込みの栓をする。5ミリリットルから5リットルくらいまで、容量の種類も多いが、俗にポンド瓶とよばれる約0.5リットル容量のものと、オンス瓶とよばれる約25ミリリットル容量のものが多用されている。[岩本振武][参照項目] | 化学実験 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例