詩嚢(読み)シノウ

精選版 日本国語大辞典 「詩嚢」の意味・読み・例文・類語

し‐のう‥ナウ【詩嚢】

  1. 〘 名詞 〙 漢詩草稿をたくわえておく袋。詩嚢袋。転じて、詩人が詩を作るもととなる詩想や感情。
    1. [初出の実例]「詩嚢無底未空。巨筆如杠掃成禿」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)何氏書堂)
    2. [その他の文献]〔陸游‐春日雑賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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