詩癖(読み)シヘキ

デジタル大辞泉 「詩癖」の意味・読み・例文・類語

し‐へき【詩癖】

詩作や詩の鑑賞を好むくせ。また、詩の作り方のくせ。

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精選版 日本国語大辞典 「詩癖」の意味・読み・例文・類語

し‐へき【詩癖】

  1. 〘 名詞 〙 詩を好むというくせ。また、詩の作り方のくせ。
    1. [初出の実例]「学耕何必逢元吉、詩癖曾無十全」(出典田氏家集(892頃)中・自詠)
    2. [その他の文献]〔梁書‐簡文帝紀〕

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普及版 字通 「詩癖」の読み・字形・画数・意味

【詩癖】しへき

詩を考える癖。唐・白居易〔十年三月三十日、微之(元)に上に別る~〕詩 問ふこと(かな)れ、鍾(りゆうしよう)(うらぶれて)官惡しきを 且(しばら)く聽け、(せいぜい)の好 別來只(た)だ是れ詩癖をす 老去、何ぞ曾(かつ)てに酒(しゆてん)せん

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