詰朝(読み)きっちょう

精選版 日本国語大辞典 「詰朝」の意味・読み・例文・類語

きっ‐ちょう‥テウ【詰朝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「詰」は夜明けの意 ) あすのあけがた。明朝。また、朝早く。早朝詰晨(きっしん)。詰旦(きったん)
    1. [初出の実例]「詰朝促装、怱怱別去」(出典:徂徠集(1735‐40)二二・与服子遷)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詰朝」の読み・字形・画数・意味

【詰朝】きつちよう(てう)

明朝。もと詰旦と同じ語。〔左伝、僖二十八年〕二三子に謂へ、爾(なんぢ)の車乘を戒め、爾の君事(つつし)め。詰、將(まさ)に相ひ見(まみ)えんとすと。

字通「詰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android