詰襟(読み)ツメエリ

精選版 日本国語大辞典 「詰襟」の意味・読み・例文・類語

つめ‐えり【詰襟】

  1. 〘 名詞 〙 洋服のえりに折返しがなく立っていて、胸もとでつまっているもの。また、その洋服。軍服や学生服に多い。たちえり。
    1. [初出の実例]「此処で汗になった詰襟(ツメエリ)小倉夏服を脱いで」(出典田舎教師(1909)〈田山花袋〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android