誠忠(読み)セイチュウ

デジタル大辞泉 「誠忠」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちゅう【誠忠】

[名・形動]真心のこもった忠義。忠義ひとすじであること。また、そのさま。
武勇にして且つ―なり」〈吉岡徳明・開化本論〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誠忠」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちゅう【誠忠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) まごころから出た忠義。誠心・誠意からする忠義。忠義ひとすじであること。また、そのさま。純忠
    1. [初出の実例]「誠忠(セイチウ)もて、輔進(たすけまゐ)らするにあり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    2. 「其武人の慓悍にして果断、誠忠にして率直なるは」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android