調色(読み)チョウショク

デジタル大辞泉 「調色」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょく〔テウ‐〕【調色】

絵の具をまぜ合わせて望みの色を出すこと。また、その色。
写真で、銀をほかの金属置換させるか化合物にするかして黒以外の色調の写真画をつくる操作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「調色」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょくテウ‥【調色】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色の調合。色の具合。絵を描くときなどに絵の具を調合して望みの色を作ること。また、その色。
    1. [初出の実例]「ゴウガンの粗(あら)い生そのものの調色」(出典:桐の花(1913)〈北原白秋〉昼の思)
  3. 写真変色法の一つ。黒色銀を他の金属塩で変色して色調を変えること。〔通俗写真薬品解説(1920)〕

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