デジタル大辞泉 「談義僧」の意味・読み・例文・類語 だんぎ‐そう【談義僧】 仏教の教義をおもしろく平易に説き聞かせる僧。また、経典などを解釈して聞かせる僧。説教する僧。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「談義僧」の意味・読み・例文・類語 だんぎ‐そう【談義僧】 〘 名詞 〙 仏教の教えなどを、わかりやすくおもしろく説き聞かせる僧。また、教典などを講義する僧。談義坊。談義坊主。[初出の実例]「談義僧(ダンギソウ)の、紅葉寺の秋天とて、富留那も徒足(はだし)で迯(にげ)」(出典:談義本・銭湯新話(1754)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の談義僧の言及 【談義】より …しかし説経が,経典の内容を説くことから興味本位の譬喩談を節をつけて語るようになったのとおなじく,談義も娯楽本位になっていった。とくに浄土教関係の談義僧が多くなり,浄土真宗本願寺3世覚如宗昭の長子存覚は多くの談義本を書いたといわれる。談義僧は夜談義,辻談義,門談義をおこなうようになり,近世には,信仰から離れた人情談などを語る不浄説法を禁止する法度が出されたほどである。… ※「談義僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by