諧声(読み)カイセイ

普及版 字通 「諧声」の読み・字形・画数・意味

【諧声】かいせい

六書(りくしよ)の一。形声ともいう。〔周礼、地官、保氏〕五に曰く六書。に引く司農に曰く、六書とは、象形・會・轉・處事・假借・諧聲なり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の諧声の言及

【漢字】より

…また〈信〉という字は〈人〉と〈言〉の結合であって,人間の言葉は信を本質とするところからこの結合がなされたといわれる。結合の他の方法は形声あるいは諧声と呼ばれる。これはその示す語の意味のカテゴリーを示す要素(義符)とその語の音形と同音または近似の音を示す要素(声符)との結合である。…

【六書】より

…日,月など。(3)形声もしくは諧声 文字の一方の要素がその文字の所属を,もう一方の要素が音(おん)を表そうとするもの。江,河などで氵(水)がそれらの文字が〈水〉の部に属することを,工,可がそれらがそれぞれ〈コウ〉〈カ〉と読まれることをあらわす。…

※「諧声」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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