デジタル大辞泉 「諸刃」の意味・読み・例文・類語 もろ‐は【▽諸刃/▽両刃】 刀剣などで、鎬しのぎを境に両方に刃がついていること。また、その刃物。りょうば。⇔片刃。[類語]刃・片刃・両刃・替え刃・刃やいば・刃物・打ち物・凶刃 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「諸刃」の意味・読み・例文・類語 もろ‐は【諸刃・両刃】 〘 名詞 〙 刀剣などの身の両辺ともに刃のあるもの。[初出の実例]「剣刀(つるぎたち)諸刃(もろは)の利(と)きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」(出典:万葉集(8C後)一一・二四九八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の諸刃の言及 【刃物】より …二つの面が鋭く交わる刃先cutting edgeによって,切り,削り,彫る道具の総称。剣のように身の両側に刃がつくものを諸刃(もろは)または両刃(りようば),刀のようにその片側に刃がつくものを片(偏)刃(かたは)と呼ぶ。こうした呼び分けは,日本では奈良時代以来行われ,〈かたな〉の語も片刃(〈な〉は刃の古称)に由来する。… ※「諸刃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by