謗議(読み)ほうぎ

精選版 日本国語大辞典 「謗議」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ぎハウ‥【謗議】

  1. 〘 名詞 〙 そしること。あしざまに批評すること。
    1. [初出の実例]「天下之謗議(ハウギ)、言以欺べからず」(出典太平記(14C後)二四)
    2. [その他の文献]〔司馬遷‐報任少卿書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「謗議」の読み・字形・画数・意味

【謗議】ぼう(ばう)ぎ

そしり。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕下(負累の人)未だ居り易からず、下謗議多し。僕、口語を以て此のひ、重ねて黨の笑ふと爲り、以て先人汚辱す。

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