講読(読み)コウドク

デジタル大辞泉 「講読」の意味・読み・例文・類語

こう‐どく〔カウ‐〕【講読】

[名](スル)書物文章を読み、その内容について講義すること。「万葉集講読する」

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精選版 日本国語大辞典 「講読」の意味・読み・例文・類語

こう‐どく【講読】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( コウドク ) 仏典などを読み、論じたり講義したりすること。
    1. [初出の実例]「諸の大寺の大法師等を請せ奏らへて最勝王経を講読せしめまつり」(出典:金沢文庫本続日本紀‐神護景雲元年(767)八月一六日・宣命)
  3. [ 二 ] ( カウドク ) 書物を読んで、その意味を明らかにすること。また、読んだ書物を論じたり講義したりすること。
    1. [初出の実例]「已に進歩せる生徒は〈略〉近世史略の講読に従事せり」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉伯林東洋学校の景況并に日本学を我邦に振興すべき事〈井上哲次郎〉)
    2. [その他の文献]〔宋史‐黄裳〕

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普及版 字通 「講読」の読み・字形・画数・意味

【講読】こう(かう)どく

文義を調べながら読む。〔後漢書、竇章伝〕永初中、三輔、羌寇にひ、を東國にけ、外に家す。に居り、(そし)、躬(みづか)らめて孝す。然れども讀すること輟(や)めず。

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