謝覚哉（読み）しゃかくさい（英語表記）Xie Jue-cai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

謝覚哉
しゃかくさい
Xie Jue-cai

[生]光緒10(1884).4.27. 湖南，寧郷
[没]1971.6.15. 北京
中国の政治家。 1905年秀才となったのち，小学校教員などを経て 24年国民党，翌年共産党に入党。 26年には『湖南民報』の編集長となる。 33年江西ソビエト区に入り，中華ソビエト共和国政府秘書長となり，34年長征に参加。その後中央西北局副書記，陝甘寧辺区政府秘書長，辺区参議会副議長などを歴任し，49年 10月中華人民共和国成立とともに内務部長。 56年八全大会で中央委員候補，59年最高人民法院院長，65年人民政治協商会議第4期全国委員会副主席に選出された。 69年の九全大会では中央委員候補に落選。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

謝覚哉
しゃかくさい
（1893―1971）

中国の政治家。湖南省寧郷生まれ。科挙の秀才であった。1924年中国国民党入党、『湖南民報』の編集にあたったが、1925年中国共産党に入党した。1932年に逮捕、1933年江西中央ソビエト政府秘書、1939年中央党学校副校長を歴任、1948年解放区の華北人民政府司法部長。1949年新中国の政務院内務部長。1954年全国人民代表大会の山東省代表、1959年最高人民法院長、1966年中国共産党中央委員。

［加藤祐三］

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