謹んで(読み)ツツシンデ

デジタル大辞泉 「謹んで」の意味・読み・例文・類語

つつしん‐で【謹んで】

[副]《動詞「つつしむ」の連用形接続助詞「て」の付いた「つつしみて」の音変化》敬意を表してうやうやしく物事をするさま。かしこまって。「謹んでお受けいたします」「謹んで新年御挨拶を申し上げます」
[類語]誠心誠意心を籠める

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精選版 日本国語大辞典 「謹んで」の意味・読み・例文・類語

つつしん‐で【謹で】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「つつしむ(慎)」の連用形に、助詞「て」の付いた「つつしみて」が変化して一語化したもの ) うやうやしく。「つつしんでおくやみ申しあげます」
    1. [初出の実例]「一心清浄の誠を致し、三業相応の志を抽(ぬきんで)て、謹んてもて敬白す」(出典平家物語(13C前)二)

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