謹上(読み)キンジョウ

デジタル大辞泉 「謹上」の意味・読み・例文・類語

きん‐じょう〔‐ジヤウ〕【謹上】

つつしんで奉ること。手紙のあて名に添える語。
[類語]献上進呈贈呈進上謹呈献呈拝呈奉呈捧呈奉献

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精選版 日本国語大辞典 「謹上」の意味・読み・例文・類語

きん‐じょう‥ジャウ【謹上】

  1. 〘 名詞 〙 つつしんで奉ること。多く、書状宛名に添える語。
    1. [初出の実例]「謹上 左馬頭殿」(出典:明衡往来(11C中か)上本)

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世界大百科事典(旧版)内の謹上の言及

【上所】より

…書札(手紙)または書札様文書において,宛名の上に,相手を尊敬して書く語句のこと。すでに奈良時代から,謹上,謹状,謹進上,謹奉,謹通,敬上,奉,上,通などが用いられているが,謹上がもっとも多い。平安時代になると,目上の人に対しては進上,同輩に対しては謹上というように,用いる文字がある程度定まってきた。…

※「謹上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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