警柝(読み)ケイタク

デジタル大辞泉 「警柝」の意味・読み・例文・類語

けい‐たく【警×柝】

注意をうながすために打つ拍子木
「夜深けて、暗灯影薄く、只―の声遥かに、時刻を報ずるを聞くのみ」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「警柝」の意味・読み・例文・類語

けい‐たく【警柝】

  1. 〘 名詞 〙 注意をうながしたり、時刻を知らせたりするために打つ拍子木。
    1. [初出の実例]「只警柝の声遙かに時刻を報ずるを聞くのみ」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「警柝」の読み・字形・画数・意味

【警柝】けいたく

拍子木。

字通「警」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android