警醒(読み)ケイセイ

デジタル大辞泉 「警醒」の意味・読み・例文・類語

けい‐せい【警醒】

[名](スル)
警告を発して人の迷いをさますこと。「世人警醒する」
眠りをさますこと。
「大いに現時惰眠を―する」〈堺利彦・よろづ文学

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「警醒」の意味・読み・例文・類語

けい‐せい【警醒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 警告して人の迷いをさますこと。迷いを悟らせること。
    1. [初出の実例]「其正と不正とを弁別するは衆人の独知警醒の際に在ること必あり」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉一)
  3. 眠りをさますこと。目をさまさせること。
    1. [初出の実例]「必ず常に警醒し、察視し、労苦するに由て」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「警醒」の読み・字形・画数・意味

【警醒】けいせい

さます。

字通「警」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android