讒佞(読み)ザンネイ

デジタル大辞泉 「讒佞」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ねい【××佞】

人を中傷して上の者にへつらうこと。また、その人。「讒佞の徒」

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精選版 日本国語大辞典 「讒佞」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ねい【讒佞】

  1. 〘 名詞 〙 事実を曲げたり、いつわったりして、人をあしざまに言い、目上の人にへつらうこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「又讒佞の徒は、国の蠡賊なり。栄花を旦夕にあらそひ、勢利を市朝にきほふ」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐傅燮伝〕

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普及版 字通 「讒佞」の読み・字形・画数・意味

【讒佞】ざんねい

ことば巧みに讒する。〔晏子、諫上八〕景、讒佞を信用し、無功を賞し、不辜(ふこ)(罪なき者)を罰す。晏子諫めて曰く、臣聞く、名君は~讒佞に聽きて以て誅賞せずと。

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