讚衆(読み)さんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「讚衆」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゅ【讚衆】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 灌頂(かんじょう)法会の時、讚誦(さんしょう)の役をつとめる僧。数人または数十人で梵歌などをうたう。
    1. [初出の実例]「夜又供養両部曼荼羅、七僧外有讚衆等」(出典小右記‐天元五年(982)六月一〇日)
  3. 真宗で、法会の儀式に従う僧。法会の雑事などにあたる。
  4. 浄土宗で、最下級の僧。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む