讚衆(読み)さんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「讚衆」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゅ【讚衆】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 灌頂(かんじょう)法会の時、讚誦(さんしょう)の役をつとめる僧。数人または数十人で梵歌などをうたう。
    1. [初出の実例]「夜又供養両部曼荼羅、七僧外有讚衆等」(出典小右記‐天元五年(982)六月一〇日)
  3. 真宗で、法会の儀式に従う僧。法会の雑事などにあたる。
  4. 浄土宗で、最下級の僧。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む