豊下(読み)ほうか

精選版 日本国語大辞典 「豊下」の意味・読み・例文・類語

ほう‐か【豊下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 頬(ほお)下部がふくれていること。また、そのさま。しもぶくれ。富貴の相とされる。
    1. [初出の実例]「頸短く面相豊下なり」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉六二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐明帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「豊下」の読み・字形・画数・意味

【豊下】ほうか

あごがゆたか。〔左伝、文元年〕(文伯)は豐下なり。必ず魯國に後(子孫らん。

字通「豊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android