豊前国・備後国・筑前国郷村高帳下書(読み)ぶぜんのくに・びんごのくに・ちくぜんのくにごうそんたかちようしたがき

日本歴史地名大系 の解説

豊前国・備後国・筑前国郷村高帳下書(中津藩領郷村高帳下書)
ぶぜんのくに・びんごのくに・ちくぜんのくにごうそんたかちようしたがき

一冊

成立 天保三年

原本 大分県中津市立小幡記念図書館

解説 天保三年に作成された中津藩領の郷村高帳下書。豊前国上毛郡下毛郡宇佐郡の各郡のうち、備後国は甲怒郡・神石郡安那郡の各郡のうち、筑前国怡土郡のうちで計二二九村からなる。村高およびそのうちの改出高、その後の改出高・新田高などが記される。全村合計の拝領高一〇万石のほか、古来からの改出拝領高一万四千六二一石余、享保二年から天保二年までの改出高・新田高四千五六二石余と記されている。翌天保四年の同郷村高帳下書もある。

活字本 中津藩歴史と風土第一輯

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android