てしま‐いし【豊島石】
- 〘 名詞 〙 香川県小豆島の西方にある豊島から産出する岩石。安山岩の下にある凝灰角礫岩で、炉石・石灯籠などの細工石として用いる。
- [初出の実例]「屋根は瓦ぶきに軒廻りは銅樋、てしま石のいど側」(出典:浮世草子・立身大福帳(1703)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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てしまいし
豊島石
Teshima stone
香川県小豆郡土庄とのしょう町の豊島および周辺で採石される火山礫凝灰岩の石材名。古第三紀土庄層群に属し黒色の玄武岩亜円礫~亜角礫を多く含み,全体に黒みがかった色合いを呈する。耐火性に優れていることから窯や灯篭に多く利用された。また苔が付きやすいこともあり,京都の桂離宮をはじめとする庭園でよく使用されている。
執筆者:先山 徹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の豊島石の言及
【豊島】より
…開析溶岩台地が島の大部分を占め,最高点の檀山は標高340mで,基盤の花コウ岩の上に凝灰角レキ岩や讃岐岩質安山岩の層がのっている。凝灰角レキ岩は通称豊島石と呼ばれ,加工しやすくコケがつきやすいので石灯籠や庭石に珍重され,石材業が島の重要産業となっている。この凝灰岩層に湧水帯があり,水田が高所まで発達している。…
※「豊島石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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