豊年踊(読み)ホウネンオドリ

デジタル大辞泉 「豊年踊」の意味・読み・例文・類語

ほうねん‐おどり〔‐をどり〕【豊年踊(り)】

農村で、その年の豊作祈願または感謝する踊り総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊年踊」の意味・わかりやすい解説

豊年踊
ほうねんおどり

民俗芸能一種で,イネ収穫時の豊年感謝,あるいは豊年祈願の予祝に踊る踊り。風流系の太鼓踊雨乞踊盆踊などがあるが,特定演目をもたない場合が多い。太鼓踊の別称となっている場合もある。鹿児島県大隅半島,薩南諸島沖縄本島多良間島で旧歴8月に行う八月踊や,八重山諸島の旧歴6月の穂利祭 (プーリー) で踊られるものなどが知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android