豊御幣(読み)トヨミテグラ

デジタル大辞泉 「豊御幣」の意味・読み・例文・類語

とよ‐みてぐら【幣】

幣帛へいはく美称
神風や―になびく四手しで」〈新古今神祇

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精選版 日本国語大辞典 「豊御幣」の意味・読み・例文・類語

とよ‐みてぐら【豊御幣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とよ」は美称、「みてぐら」は神前に捧げる幣帛(へいはく) ) 幣帛を讚えていう語。
    1. [初出の実例]「白妙のとよみてぐらをとりもちていはひぞそむる紫の野に〈藤原長能〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑六・一一六四)

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