豊沢村(読み)とよさわむら

日本歴史地名大系 「豊沢村」の解説

豊沢村
とよさわむら

[現在地名]花巻市豊沢

豊沢川最上流域の広い地域を占め、南東なまり村に続く同川沿いにわずかな耕地がある。多数の沢が同川に流れ込み、「東西南北皆山中峨々而客易不可入」(邦内郷村志)であったが、山中に西方和賀郡沢内さわうち通に向かう道が通った。天正三年(一五七五)長篠の戦で敗れた武田方の兵が秋田、雫石しずくいし(現岩手郡雫石町)方面から移住したと伝え、大部分が高橋姓の村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む