ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貝類中毒」の意味・わかりやすい解説 貝類中毒かいるいちゅうどくshellfish poisoning 貝類が原因で起る特殊なタイプの食中毒現象。日本で特異的にみられるのはアサリとカキの中毒で,原因はベネルピン venerupinの肝臓毒作用と推定されている。普通はアサリを食べてから発病まで 24時間で,悪心,嘔吐,皮下出血,肝腫脹が認められ,重症になることもある。治療には肝庇護剤の投与や輸液を行う。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by