財部鳥子(読み)たからべ とりこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「財部鳥子」の解説

財部鳥子 たからべ-とりこ

1933- 昭和後期-平成時代の詩人
昭和8年11月11日生まれ。昭和21年満州(中国東北部)からひきあげ,詩作をはじめる。立原道造の影響をうけ,のち「歴程同人。40年詩集「わたしが子供だったころ」を発表。59年「西游記」で地球賞,平成4年中国体験をドライに見すえ,流れる時のなかに淡々とえがいた「中庭幻灯片」で現代詩花椿賞。ほかに「アーメッド雨期」「烏有の人」など。新潟県出身。本名は金山雅子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android