貫川(読み)ひえぬきがわ

日本歴史地名大系 「貫川」の解説

貫川
ひえぬきがわ

早池峰はやちね山を水源とし、大迫おおはさま町・石鳥谷いしどりや町を流れて北上川に合流する一級河川で、流路延長三二キロ。たけ川が折壁おりかべ川を合流して南に流れ、小又おまた川・また川・八木巻やぎまき川を合流した中居なかい川などを集めて稗貫川となる。「和賀稗貫郷村志」に「水上ハ早池峯御坂の下、頭垢離こうへこりの流れ夫より末法洞ト云所水涌出て、次々に沢々の水流を会し」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貫川」の解説

貫川 ぬきかわ

?-? 鎌倉時代女官
御霊社(みたましや)の巫女(みこ)から皇后藤原佶子(きっし)(京極院)につかえ,のち亀山天皇(1249-1305)の寵愛(ちょうあい)をうけて皇女を生んだ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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