貫珠(読み)かんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「貫珠」の意味・読み・例文・類語

かん‐じゅクヮン‥【貫珠】

  1. 〘 名詞 〙 緒に貫き通したたま。うるわしい音楽が人を感動させ、一筋に連ねた珠玉のような心に感化するという「礼記楽記」の言説から、美しい歌や詩文のたとえに多く用いられる。
    1. [初出の実例]「弾雪曲中乗雪致、貫珠音底対珠行」(出典:類聚句題抄(11C中)絃歌伴月来〈藤原挙直〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐楽記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貫珠」の読み・字形・画数・意味

【貫珠】かんしゆ

珠を貫く。

字通「貫」の項目を見る

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