責め上げる(読み)せめあげる

精選版 日本国語大辞典 「責め上げる」の意味・読み・例文・類語

せめ‐あ・げる【責上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]せめあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 徹底的に責める。きびしく拷問を加える。しめあげる。
    1. [初出の実例]「墓掃除男の権次と云ふのを捕へて来て此奴を責(セ)め上(ア)げた」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五)
  3. 日本音楽で、急調子にかん高い音を出す。
    1. [初出の実例]「松のねは秋の調べに聞こゆなり高くせめあげて風ぞひくらし〈紀貫之〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)物名・三七二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む